もうすぐお正月がやってきますね。
お正月といえば、
初詣にお雑煮、そして、おせち。
今回は、おせちに使うと
一気に本格的な高級感の出る
飾り切り『花レンコン』を
ご紹介します!
一年の始まりの大切な日を
ぜひ彩ってくださいね。
では、早速解説です。
【動画で解説!!】花レンコンの作り方
YouTubeチャンネル「かじかじおKitchen」
1.レンコン選び
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/08E326B1-D99A-444F-AB3A-279081A565D6.jpeg)
まずはレンコン選びから。
花レンコンを剥く時は
生のレンコンではなく、
水煮で売られているものにしましょう。
生のレンコンは硬く、
下茹でも時間がかかるので
初心者には水煮がオススメです。
水煮レンコンを使うと
○柔らかいので扱いやすい
○茹で時間が短縮できる
というメリットがあります。
『花レンコン』は
彩りや飾り程度の役割なので
手軽に出来る水煮を選びましょう。
また、
花レンコンを剥く場合は
上の写真のように
穴の周りが肉厚なものにしましょう。
穴の周りが薄いレンコンだと
包丁を入れられるところが
少なくなるので、
非常に難易度が上がります。
花レンコンを剥く際は
レンコン選びから
注意しましょう。
2.ガイドラインを入れる
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/D8DEBE14-3214-4D71-8087-1175AFF65C70-1024x731.jpeg)
ここからは剥く作業に入ります。
まずは、
剥きやすい大きさにカットし
レンコンの穴と穴の真ん中に
浅くガイドラインを入れます。
表と裏をよく確認し
ちょうど真ん中に
くるようにしましょう。
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/3CF5D0B8-948E-463C-BEEF-226E142A0617-1024x732.jpeg)
ガイドラインが入ったら、
そのガイドラインに向かって
左右からVの字に剥き取ります。
上の写真のように
ほんの少し
凹みが出来ればOKです。
これをすることで、
どこを剥けばいいのか明確になるので
剥き進めやすく、
失敗しづらくなります。
3.深く切り込む
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/138EEC17-3D65-489B-B83C-A006079F9799-1024x731.jpeg)
次は、2で作った
ガイドラインを頼りに
深く切り込んでいきます。
穴のてっぺんから
穴の間の谷まで
穴の丸みに沿って
剥いていきましょう。
レンコンの穴は
必ずしも真っ直ぐではありません。
一太刀で剥こうとせず
数回に分けて剥きましょう。
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/540CE523-0AFE-4FA9-ADE4-FFFC79A0A8E0.jpeg)
上の写真のように
全ての穴の周りを剥いて
剥く作業は終わりです。
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/E79788AA-7396-4253-B29B-F1A0B577779B.jpeg)
剥き物に自信がない方は
小さめにレンコンをカットして
挑戦しましょう。
花レンコンはメインではなく
飾りや彩りに使う程度なので、
そこまで大きく剥く必要はありません。
レンコンが小さくなれば
その分剥きやすくなるので、
自分に合った大きさで
チャレンジしてみてくださいね。
剥く際の3つのポイント
『花レンコン』を剥く際に
私が意識していること3つを
ご紹介します。
この3つを意識しているのと
意識していないのでは、
仕上がりに大きな差がでます。
ぜひ意識して
剥いていきましょう。
①メリハリをしっかり付ける
まず一つ目は、
『メリハリをしっかり付ける』
これは、
穴のてっぺんと穴の間の谷との
高低差をしっかりと
付けるという事です。
切り込むのが浅く
あまり高低差がないと
剥く前との変化が少なく
飾り切りをした意味がありません。
しっかりと
高低差を付けてあげる事で
メリハリが生まれ
仕上がりが綺麗に見えます。
これは、
『花レンコン』だけではなく
飾り切り全般に言える事です。
②滑らかに剥く
次に、
『滑らかに剥く』
これは、
包丁を入れた面を
綺麗な滑らかな面に
仕上げるという事です。
せっかく飾り切りをしても
剥いた面がガタガタだと
どこか不恰好で
不細工な印象になります。
穴のてっぺんから
穴の間の谷まで
滑らかな曲線になるように
心がけましょう。
とはいえ、
滑らかに剥くには
それなりの練習が必要です。
始めは難しいかも知れませんが、
意識して取り組むことで
上達が早くなりますよ。
③均一に剥く
最後に、
『均一に剥く』
これは、
穴の周りの厚みを
均一に剥くという事です。
全ての穴の厚みが揃っていると
より美しい仕上がりになります。
ですがこれも、
包丁技術が問われるので
練習あるのみです。
始めのうちはとにかく
意識して取り組みましょう!
4.味と色を付ける
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/2FED8E54-BB4B-44C5-BA09-04E6CF3B84EE.jpeg)
『花レンコン』の形が出来たら
次は、味と色を入れていきます。
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/F26208D6-C66A-47B4-9C3E-0EB039712FD8-1024x731.jpeg)
鍋に水とレンコンを入れ
柔らかくなるまで茹でます。
今回は、
水煮のレンコンを使っているので
数分で茹で上がります。
レンコンを茹でている間に
漬け込む甘酢を作っておきましょう。
今回使用した甘酢は、
お酢2、砂糖1の割合で合わせ
食紅で赤く着色した物です。
今回の甘酢は
スタンダードな甘酢ですが、
お好きなお酢を使ってみたり
砂糖の量を調整したりして
あなた好みの甘酢でかまいません。
食紅を多くすればより赤く
少なくすればピンクぽくなるので
その辺もお好みで♪
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/52E60562-FC4C-4F60-88C5-A1C7D8035379.jpeg)
甘酢が出来たら、
茹で上がったレンコンを
熱々のまま漬け込みます。
レンコンが冷めていく時に
色と味が入っていくので
必ず熱々の状態で漬け込みましょう。
上の写真のように、
袋に甘酢とレンコンを入れ
空気を抜いて縛っておくと、
少ない甘酢でも綺麗に
漬け込むことが出来ます。
このまま冷蔵庫で
丸一日から二日ほど
寝かせましょう。
5.薄くスライスする
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/44887571-1EDD-498D-A60B-76B4A5021C5B.jpeg)
4まで出来たら
あとは水気を拭き取って
薄く切るだけ♪
周りは赤く
切った断面は白く、
お正月にぴったりな紅白です。
おせちの空いた隙間や
彩りが寂しいところに
入れてあげると、一気に
『華やかなおせち』になりますよ♪
![](https://kajikajio.blog/wp-content/uploads/2021/12/32A8801A-5450-4BC7-9DD4-36B29F32C729-1024x732.jpeg)
今回ご紹介した
『花レンコン』は
YouTubeでも解説しています!
この記事でやり方を知り、
動画で実際に動きを見れば
飲み込みが早いはずです。
ぜひご活用ください↓↓
まとめ
いかがでしたか?
今回は、
お正月に欠かせないおせちを
より本格的に、高級感を出せる
飾り切り『花レンコン』の
ご紹介でした。
少し手間ではありますが、
この飾り切りを入れることで
一気に華やかなおせちになります。
ぜひ来年のおせちに
使ってみてくださいね♪
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