今回は、プロ料理人の私かじかじおが
“半熟卵の味玉とチャーシュー”
の作り方を伝授します。
少し手間はかかりますが、
一度作ってしまえば繰り返し使えるので
ぜひチャレンジしてみてください。
おかずの一品として、
酒のあてとして、
この記事を読むとワンランク上の
「お店の味」に近づけますよ!
1.タレ(チャーシュー)を作る
まずは、
チャーシューを作ると同時に
卵を漬けるタレを作っていきます。
材料
分量はそこまで気にする必要はありませんが、
ニンニクとしょうがは
チューブではなく生のものを使ってください。
ニンニクとしょうがの香りが
味の決め手になります。
私は砂糖と蜂蜜で甘みをつけますが、
砂糖だけでも蜂蜜だけでも、
水飴なんかで甘みを出してもいいでしょう。
ニンニクとしょうがを多く入れると
よりパンチの効いた味玉が出来るので
色々試してみてください。
では、早速作り方紹介です!
作り方
①酒とみりんを煮切る
②ニンニク、しょうが、
玉ねぎを入れ煮込む
③②と同量の醤油を加える
④砂糖、蜂蜜、味の素を加える
⑤豚バラブロックを焼き④に加える
⑥豚バラブロックに火が入るまで煮込む
⑦味を整える
ざっくり流れを書くとこんな感じです。
一つ一つ詳しく解説していきます。
①酒とみりんを煮切る
酒とみりんを
作りたいタレの量の1/3ずつ鍋に入れ
強火にかけアルコールを飛ばします。
※煮切ると量が減るので
気持ち多いくらいの量を火にかけましょう
②ニンニク、しょうが、玉ねぎを入れ煮込む
①のアルコールが完全に飛んだら、
弱めの中火に火を落とし
*ニンニク…半分に切って潰す
*しょうが…厚めにむいた皮を使う
*玉ねぎ …表面に焼き色がつく程度炙る
を加え煮込んでいきます。
point
・ニンニクは潰すことで
より香りが出やすくやります。
・しょうがは、
皮目のほうが香りが強いので
皮を厚めにむいて使いましょう。
中は他の料理に使ってください。
・玉ねぎは炙ることで香ばしさが出て
より美味しく仕上がります。
③②と同量の醤油を入れる
②が入れ終わったら、
減ってきたタレと同量の醤油を加えます。
④砂糖、蜂蜜、味の素を加える
ここではざっくりと甘みを加えます。
最後に調味するので
物足りないくらいで大丈夫です。
この状態で弱火にかけながら
⑤に進みます。
⑤豚バラブロックを焼き④に加える
豚バラブロックに
塩、ブラックペッパーで
全面に下味を付けます。
そして、
強火で熱したフライパンで
全面に焼き色が着くまで焼きます。
肉から出た余分な脂は
ペーパーで拭き取って下さい。
point
・豚バラブロックを焼くときは
脂身から焼いていきます。
・肉から脂が出てくるので、
油は少量でかまいません。
・終始強火で、
肉をコーティングするイメージで
焦げる手前くらいまで焼き目を付けます。
⑥豚バラブロックに火が入るまで煮込む
ここまできたら出来たもの同然。
全面焼いた豚バラブロックを
そのまま④に加え10分ほど
弱火でコトコト煮ていきます。
※チャーシューは
縛って煮ているイメージが
あるかと思いますが、
縛らなくても崩れることはないので
家で食べる分には問題ありません。
⑦味を整える
肉に火が入ったらタレを味見して
砂糖や蜂蜜、醤油で味を整えます。
濃いかな?
と思うくらいで丁度いい塩梅です。
調味が済んだら5分ほど
そのまま火にかけ味を馴染ませます。
火からおろし、あら熱を取って
タレに付けたまま冷蔵庫で一晩寝かせたら
自家製チャーシューの完成です!
2.味玉を仕込む
ここまで来ればあとは簡単です♪
用意するのは卵と
先程作った自家製タレだけ!
作り方
①卵を冷蔵庫から出し常温に近付けておく
②卵が浸るくらいの水を鍋に入れ火にかける
③沸騰したら強火のまま卵を入れ6分茹でる
④6分たったらお湯から上げ氷水で冷やす
⑤殻を剥いて水気を取り、タレに漬ける
⑥⑤にペーパーを被せ
1日〜1日半冷蔵庫で寝かせる
point
①卵を常温に戻すことで
お湯に入れた時に割れにくくなります。
また、卵が冷たいと
お湯の温度が急激に下がり
失敗の原因になります。
③沸騰したお湯に強火のまま6分入れると
誰がやっても綺麗な半熟卵ができます。
⑤水気は腐敗の原因になるので
十分拭き取りましょう。
⑥卵が浮いてくるので、
ちゃんと浸かるように上から
リードペーパーを被せておきましょう。
簡単でしょ?
チャーシューと一緒に卵も漬けて
1日冷蔵庫で寝かせば
チャーシュー丼の出来上がり♪
まとめ
かじかじお流の
『半熟卵の味玉と
チャーシューの作り方』
をご紹介しました!
今回はオーソドックスに
豚のチャーシューで紹介しましたが、
鶏肉で作っても美味しいですよ♪
タレは数日に一度
火入れをすればずっと使えるので
捨てないで取っておきましょう。
また卵を漬ければ
味玉が簡単に出来ますよ!
ぜひ一度ご家庭で
お店の味に挑戦してみてください。
コメント
今度、つくってみます。