もうすぐお正月がやってきますね。
お正月といえば、
初詣にお雑煮、そして、おせち。
今回は、おせちに使うと
一気に本格的な高級感の出る
飾り切り『花レンコン』を
ご紹介します!
一年の始まりの大切な日を
ぜひ彩ってくださいね。
では、早速解説です。
【動画で解説!!】花レンコンの作り方
YouTubeチャンネル「かじかじおKitchen」
1.レンコン選び
まずはレンコン選びから。
花レンコンを剥く時は
生のレンコンではなく、
水煮で売られているものにしましょう。
生のレンコンは硬く、
下茹でも時間がかかるので
初心者には水煮がオススメです。
水煮レンコンを使うと
○柔らかいので扱いやすい
○茹で時間が短縮できる
というメリットがあります。
『花レンコン』は
彩りや飾り程度の役割なので
手軽に出来る水煮を選びましょう。
また、
花レンコンを剥く場合は
上の写真のように
穴の周りが肉厚なものにしましょう。
穴の周りが薄いレンコンだと
包丁を入れられるところが
少なくなるので、
非常に難易度が上がります。
花レンコンを剥く際は
レンコン選びから
注意しましょう。
2.ガイドラインを入れる
ここからは剥く作業に入ります。
まずは、
剥きやすい大きさにカットし
レンコンの穴と穴の真ん中に
浅くガイドラインを入れます。
表と裏をよく確認し
ちょうど真ん中に
くるようにしましょう。
ガイドラインが入ったら、
そのガイドラインに向かって
左右からVの字に剥き取ります。
上の写真のように
ほんの少し
凹みが出来ればOKです。
これをすることで、
どこを剥けばいいのか明確になるので
剥き進めやすく、
失敗しづらくなります。
3.深く切り込む
次は、2で作った
ガイドラインを頼りに
深く切り込んでいきます。
穴のてっぺんから
穴の間の谷まで
穴の丸みに沿って
剥いていきましょう。
レンコンの穴は
必ずしも真っ直ぐではありません。
一太刀で剥こうとせず
数回に分けて剥きましょう。
上の写真のように
全ての穴の周りを剥いて
剥く作業は終わりです。
剥き物に自信がない方は
小さめにレンコンをカットして
挑戦しましょう。
花レンコンはメインではなく
飾りや彩りに使う程度なので、
そこまで大きく剥く必要はありません。
レンコンが小さくなれば
その分剥きやすくなるので、
自分に合った大きさで
チャレンジしてみてくださいね。
剥く際の3つのポイント
『花レンコン』を剥く際に
私が意識していること3つを
ご紹介します。
この3つを意識しているのと
意識していないのでは、
仕上がりに大きな差がでます。
ぜひ意識して
剥いていきましょう。
①メリハリをしっかり付ける
まず一つ目は、
『メリハリをしっかり付ける』
これは、
穴のてっぺんと穴の間の谷との
高低差をしっかりと
付けるという事です。
切り込むのが浅く
あまり高低差がないと
剥く前との変化が少なく
飾り切りをした意味がありません。
しっかりと
高低差を付けてあげる事で
メリハリが生まれ
仕上がりが綺麗に見えます。
これは、
『花レンコン』だけではなく
飾り切り全般に言える事です。
②滑らかに剥く
次に、
『滑らかに剥く』
これは、
包丁を入れた面を
綺麗な滑らかな面に
仕上げるという事です。
せっかく飾り切りをしても
剥いた面がガタガタだと
どこか不恰好で
不細工な印象になります。
穴のてっぺんから
穴の間の谷まで
滑らかな曲線になるように
心がけましょう。
とはいえ、
滑らかに剥くには
それなりの練習が必要です。
始めは難しいかも知れませんが、
意識して取り組むことで
上達が早くなりますよ。
③均一に剥く
最後に、
『均一に剥く』
これは、
穴の周りの厚みを
均一に剥くという事です。
全ての穴の厚みが揃っていると
より美しい仕上がりになります。
ですがこれも、
包丁技術が問われるので
練習あるのみです。
始めのうちはとにかく
意識して取り組みましょう!
4.味と色を付ける
『花レンコン』の形が出来たら
次は、味と色を入れていきます。
鍋に水とレンコンを入れ
柔らかくなるまで茹でます。
今回は、
水煮のレンコンを使っているので
数分で茹で上がります。
レンコンを茹でている間に
漬け込む甘酢を作っておきましょう。
今回使用した甘酢は、
お酢2、砂糖1の割合で合わせ
食紅で赤く着色した物です。
今回の甘酢は
スタンダードな甘酢ですが、
お好きなお酢を使ってみたり
砂糖の量を調整したりして
あなた好みの甘酢でかまいません。
食紅を多くすればより赤く
少なくすればピンクぽくなるので
その辺もお好みで♪
甘酢が出来たら、
茹で上がったレンコンを
熱々のまま漬け込みます。
レンコンが冷めていく時に
色と味が入っていくので
必ず熱々の状態で漬け込みましょう。
上の写真のように、
袋に甘酢とレンコンを入れ
空気を抜いて縛っておくと、
少ない甘酢でも綺麗に
漬け込むことが出来ます。
このまま冷蔵庫で
丸一日から二日ほど
寝かせましょう。
5.薄くスライスする
4まで出来たら
あとは水気を拭き取って
薄く切るだけ♪
周りは赤く
切った断面は白く、
お正月にぴったりな紅白です。
おせちの空いた隙間や
彩りが寂しいところに
入れてあげると、一気に
『華やかなおせち』になりますよ♪
今回ご紹介した
『花レンコン』は
YouTubeでも解説しています!
この記事でやり方を知り、
動画で実際に動きを見れば
飲み込みが早いはずです。
ぜひご活用ください↓↓
まとめ
いかがでしたか?
今回は、
お正月に欠かせないおせちを
より本格的に、高級感を出せる
飾り切り『花レンコン』の
ご紹介でした。
少し手間ではありますが、
この飾り切りを入れることで
一気に華やかなおせちになります。
ぜひ来年のおせちに
使ってみてくださいね♪
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