“鶴と亀”は古くから
長寿の象徴や縁起物として
用いられてきました。
そんな『鶴と亀』、
長寿のお祝いや結婚のお祝いなど
お祝いの食事の席で料理に添えられたら
グッと料理の見栄えがよくなります。
今回は、人参と大根を使って
『鶴亀×紅白』でお祝い感を
さらにプラスした
飾り切りのやり方を解説していきます。
少し練習すれば、誰でもできますので
ぜひチャレンジしてみてください。
おうちでのお祝いの料理に添えられると
喜ばれること間違いなしですよ♪
鶴×大根
1.皮をむき縦半分にする
大根を10㎝ほどの長さにカットします。
(自信がない方はもっと短くてもOK)
次に、皮をむいて縦半分にします。
(上の写真)
※この時、
きれいな円柱状になるように
皮を剥きましょう
2.頭を付ける
まずは茶色の線のように剥きます。
その後に青の線のように丸みを付けます。
頭の部分が完成!
3.羽の輪郭をとる
丸く皮をむいた面の中心から
左右に向かってギザギザに剥いていく。
※この時内から外に向かって
だんだんと羽を大きくしていくと
仕上がりがきれいに見えます
横から見るとこんな感じ!!
4.羽を立体的にする
3でむいた輪郭に沿って上の写真の線ように
ガイドラインの切れ込みを入れます。
赤い線が高くなるように
①から順番に外側から内側へ向かって
斜めにむいていきます。
むき終わるとこんな感じ!
これを1cmくらいの厚みに切り離して
お好みの出汁で炊き上げて完成!!
人参×亀
1.円錐状に皮をむく
10cmほどの長さにカットした人参を
写真のように皮をむき、縦半分に切ります。
※この時、人参の形をそのまま活かして
円錐状になるようにむきましょう
2.半分むく
1で作った人参の幅の広い方を頭側、
細い方を尻尾側にします。
写真のように、
頭、前足後ろ足、尻尾を半分むきます。
※尾の長い、縁起物の"みの亀"を
イメージして作っているので
思っているより長めに尻尾を取りましょう
3.もう半分をむく
2でむいた反対側を
左右対象になるようにむきます。
※前足より後ろ足を少し小さくむくと
仕上がりが綺麗に見えます
4.頭をつける
甲羅と頭に段差をつけて頭を作ります。
頭ができたら写真のように角を取ります。
※写真は左側だけ角をとって、
亀が右を向いてる風にしていますが、
両方の角を取ってもOK
5.甲羅をつくる
背中に写真のように
切れ込みを入れて
甲羅を作りましょう。
(彫刻刀で掘ってもOK)
この状態で鶴同様に、出汁で炊きます。
6.尾を仕上げる
5を炊き上げた後に
尻尾に切れ込みを入れて完成!
写真のように尻尾を流してあげると
泳いでいる亀を表現できます。
※炊き上げた後に尻尾を仕上げないと
バラバラになってしまうので
順番を間違わないように注意
まとめ
いかがでしたか?
大根と人参で作る
「鶴亀×紅白」のご紹介でした。
ちょっと難しいと感じたかもしれませんが、
少し練習すれば誰でも出来る様になるので
ぜひチャレンジしてみてください。
家族や親戚、友達なんかと
家でお祝いをする時に添えてあると、
話題の一つにもなっていいですよ♪
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